AED講習を受けてみて
会社で、なぜか「応急救護隊」に選ばれていた(勝手に任命される)ので、講習会を受講することになりました。各部門から「応急救護隊」が集まっての実施です。
会社の食堂スペースを利用しての講習会。まずはビデオ鑑賞から始まりました。
とある中学校の体育祭の途中に倒れた女の子の話です。
リレーを走った後に倒れたらしく、心臓マッサージをしたものの、救急車到着まで10分以上かかってしまったそうです。
死因は「心室細動」だとか。
心臓マッサージが効果的らしいのですが、AEDによる除細動があれば違った結果になったかも知れないとのことでした。
その学校にはAEDが設置されておらず、「あれば助かったはず」という遺族の思いから、その中学校にAEDが設置されることになったそうです。娘を亡くした当時はその存在すら知らなかった母親が、アメリカでは多くの救助例があるAEDの存在を知り、学校に設置を求めました。これをきっかけにその地域の全ての中学校にはAEDが設置されることになったようです。
バックに流れていたkokiaの「ありがとう」という曲が妙に悲しみを誘う感じがしました。
ビデオ鑑賞で「AEDの必要性」をアピールした後、消防署の方の実演が行われました。主な流れは以下のとおりです。
1.声かけをして意識の有無を確認
2.顔を近づけ、呼吸・脈拍を確認
3.AEDを準備。電源を入れ、スタンバイ状態に
4.患者の胸に電極パッドを貼る
5.AEDのアナウンスに従い、処置を施す
AEDは実際の処置をアナウンスしてくれるため、使い方自体は非常に簡単です。気をつける点といえば電極パッドを貼る位置くらいですが、消防署の方曰く、「位置は適当でも大した問題ではない。何よりも迅速な処置が重要」とのことでした。
消防署の方による実演が終わると、今度は受講者が実演する番です。6人ずつのグループで実施しました。
・声かけをする役 → この人は心臓マッサージを担当
・救助を呼ぶ役
・AEDを準備する役
の3人一組で実演し、一人ずつずれて全ての役割を経験してみました。
処置自体は非常に簡単です。講習会なので声かけとかが結構照れますが、ただまぁそんな歳でもないので、みんな割りと普通にこなしたという感じでしょうか。
AEDは「その存在を知っていること」が何より重要ですね。
いくら使い方が簡単でも知らないと使いようがないですから。
あと、知っていたとしても1回くらいは講習を受けておいたほうがいいかも知れません。
使い方は簡単だけど、初めてでは迷うと思います。
意識ナシ・呼吸/脈拍ナシを確認したら、すぐに心臓マッサージ→AEDと処置を短時間で実施する必要があるからです。
本当に1分2分の違いで、たとえ命が助かっても脳に障害が発生したりといった被害が広がるとのことなので、使用する場合は「何よりも早く」が最大のポイントのようです。
最近はあちこちで見かけるようになりましたが、講習会のおかげでその重要性・存在を改めて認識できました。(右写真は近所のショッピングセンターにあったAED)
そうそう使う機会はないだろうし、そのような機会に直面したくはないものですが、知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。
たまたまとはいえ、良い経験ができたと思います。
後日、「普通救命講習修了証」をいただきました。
ちょっと身の引き締まる思いです。
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